花粉症の症状が現われてからの対策は、難しいと言われています。すでに花粉を吸い込んでいる状態ですから、薬の効果もすぐに現れることはなく、症状も大きく出てしまうということです。そうならないためには、一度でも花粉症の症状が出たことのある人は、スギ花粉などが飛散する前から早めにマスクなどを着用して、症状が出る前にかかりつけの医師に相談するといった早期の対策が必要とされています。
また、サプリメントや漢方薬などで花粉症対策をしている人は、この時期だけではなく年間を通して服用していくことが大事です。「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」という乳酸菌は、免疫バランスを改善することによってアレルギー症状を改善することを実証試験が行われたということです。花粉症の人に対するスギ花粉の影響をラクトバチルス・アシドフィルスL-92株の摂取前後で比較したところ、眼の痒みと鼻の痒みが軽減することが確認されたということです。
花粉症対策のマスクは、鼻まですっぽりと覆うマスクを着用しましょう。口をガードしていましても、鼻が露出していましては当然花粉が入ってきます。また、ガーゼ製品を選ぶようにしましょう。紙製品のものよりも湿度が高くなっていますから、鼻の粘膜の保護につながります。さらにマスクの内側に湿らせたガーゼをもう1枚重ねておきましょう。湿らせ過ぎますと呼吸が苦しくなりますから、霧吹きを利用するのが良いでしょう。
内側のガーゼは1時間ほどで乾燥しますから、その都度湿らせるようにしてください。また、衛生にも注意してください。何の考えもなく花粉症の本格シーズンを迎えたり、自分の生活の実情に合わない予防法で臨んだ場合は、花粉症対策の効果が十分に得られないだけでなく、対処療法的に求めたサプリメントや薬、あるいは治療費などによる経済的負担を被ることになります。花粉症対策を何もしないでいるよりは、少しでも生活の質(QOL)を向上させる工夫を心がけましょう。




